ワンドの6は馬に乗った男性が描かれている絵柄のタロットカード。
タロットカードには色々な意味があり、恋愛・仕事・未来など、多方面でアドバイスが受け取れます。
逆位置と正位置では意味が異なってくるのです。
どのような意味があるのでしょうか?
ワンドの6が示す意味や逆位置と正位置が持つアドバイスについて解説するので参考にしてみてください。
小アルカナワンドの6の意味
小アルカナワンドの6のキーワードは、勝利・先導者・秘密・疑い・不安定な立場・逆境に打ち勝つ精神力です。
ワンドの6は、自分自身が主導権を握り、先導者となって皆を導くという意味があります。
カードには馬に乗った男性が描かれていて、周囲には人だかりができているようです。
これは、あなたの夢に賛同する仲間が集まり、全力でサポートしてくれる支援者・出資者の協力が得られることを表しています。
徐々に停滞していた物事が動き出し、理想が現実になっていくでしょう。
もう一つの視点は、男性が乗っている馬は「ハリボテ」で、中に人が隠れています。
男性は担ぎ上げられてリーダーとなり、人の手によって運ばれているのです。
仲間がリーダーと認めているなら、協力体制が整い着実に目標を達成していきます。
ただし信頼関係が構築されていない場合は、自分の意思に反して物事が進んで行くでしょう。
ワンドの6のテーマは「隠された秘密」です。
あなたがリーダーに抜擢される・大役を任されたことには理由があり、良くも悪くも真実が浮き彫りになると暗示しています。
しかし、どのような現状でも逆境に打ち勝つ強い精神力が備わっているので、最終的に勝利を手にするのは自分自身だと告げているのです。
ワンドの6正位置の意味
ワンドの6正位置は、あなたが提示したプランや主張が通り、理想が現実になることを意味しています。
また、対人面での誤解や不安の解消を暗示しているようです。
今までは、自分が思い描いていた理想が、周囲に認められない時期が続いていたかもしれません。
しかしワンドの6が正位置で出た時は、プライベートやビジネスで「絶対に成功する」と、あなたが確信を持って進めたことに賛同してくれる仲間が増えてきます。
その中には何となくついて来ている人や、足を引っ張ろうとする人もいるでしょう。
ハリボテの馬は信頼関係のもろさを表しています。
コツコツ実績を積んでいきながら、それぞれのタイプと折り合いをつけて、バランスよくコミュニケーションを取るよう求められています。
ワンドの6は「隠された秘密」がテーマですが、正位置の時は周囲との誤解・不安・わだかまりが解消されてプラスの方に好転していくでしょう。
目の前の雲が晴れるように問題を解決し、仲間と協力しながら目標を達成していきます。
ワンドの6逆位置の意味
ワンドの6の逆位置は、実力が備わっていない状態で大役を任されて、チームをまとめる重役を担う可能性があることを意味しています。
周囲の頼みを断れずに引き受けてしまう・面倒ごとを押し付けられるといった状況に巻き込まれるでしょう。
気づいた時には、他者に主導権を握られている・利用されていたという可能性があります。
この時期は、あなたに悪影響を及ぼす情報が入ってくるので、知りたくなった真実が浮き彫りになり精神的に不安定な状態に追い込まれるようです。
周囲に対しての疑いの念が強くなることで、もろかった信頼関係に亀裂が入り修復不可能になる事態が発生するでしょう。
逆位置の時は、ハリボテだった馬が崩れ去り、リーダーの立場から離脱することになります。
しかし重圧から解放されるというプラスの面もあるので、進むべき方向性が定まるようです。
ワンドの6恋愛リーディング正位置(相手の気持ち)
ワンドの6は勝利を表すので、恋愛の成就・祝福された婚約・結婚を意味しています。
ワンドの6が出た時の相手の気持ちは、あなたに打ち明けたい秘密があることを示しているので、近いうちにサプライズが届くでしょう。
ワンドの6恋愛・正位置(相手の気持ち)は、二人の将来を真剣に考えています。
片思いの場合は、両想いの可能性が高く、お相手は気持ちを伝えたいと思っているようです。
あなたは周囲から情報をキャッチするので、心の準備をしていてください。
恋人の場合は、お相手から婚約・結婚というワードがでてきて驚くかもしれません。
ワンドの6は、周囲を巻き込んで発展するので、友人や家族の後押しによって話が進み、気づいたら式場を決めているでしょう。
ワンド6正位置片思い・復縁
ワンド6正位置が出た時の恋愛は、まさに成就といった言葉がふさわしいでしょう。
告白が成功したり、逆に相手から待ち望んでいた言葉を聞けるかもしれません。
恋のライバルに勝てそうな運気の時です。
焦らず、お相手への思いやりを大切にしましょう。
気持ちが強くなる時なので、キツイ言葉には注意してくださいね。
ワンド6正位置出会い
ワンド6正位置が出た時の出会いは、順調にいきそうです。
気に入った人から告白されることもあるでしょう。
非常に出会い運が良いので、ぜひともこのチャンスを手にしたいところです。
周りの友人や知人に手助けしてもらえることもありそうですね。
共通の友人がいるなら、相談してみるのも良いでしょう。
もちろん、紹介してもらうというのも良い方法です。
ワンドの6恋愛リーディング逆位置(相手の気持ち)
ワンドの6恋愛・逆位置(相手の気持ち)は、お相手は自信がなく二人の将来について考える余裕がありません。
片思いの場合は、お互いに良くない噂話を耳にして二人の間に溝ができます。
お相手はかなり引きずっているので、関係を修復するには時間が必要です。
恋人の場合は、二人の間に邪魔が入ります。
お相手は誘惑されて気持ちが揺らぐようです。
あなたを想い続ける自信がなくなるので、今後について話し合うことになるでしょう。
ワンド6逆位置片思い・復縁
ワンド6逆位置が出た時の恋愛は、焦らないで時間をかけた方が良いでしょう。
この時期は、告白が失敗しやすい時なのです。
また、誰かに恋愛を相談している、手助けしてもらっているという場合も要注意。
その人に悪意が無かったとしても、裏切りを受けてしまう可能性があります。
相手に好かれていると思っていたら、そうではなかったというパターンも考えられますね。
ワンド6逆位置出会い
ワンド6逆位置が出た時の出会いは、少し出会いに時間がかかってしまいそうです。
また、このカードが出る場合は、自分に自信が無い人が多いですね。
今すぐ出会いたい!という人でも、ゆっくりペースで考えましょう。
まずは、自分に自信を取り戻すところから始めるのがおすすめですよ。
ワンドの6未来リーディングの時の意味
ワンドの6は「勝利の凱旋」という意味を持つので、華々しい未来が約束されています。
しかし自分の欲求が強くなったり、仲間を大切にしない場合は幸福の未来から外れてしまうので気をつけてください。
ワンドの6未来正位置の意味
ワンドの6未来・正位置の意味は、公私ともに順調な日々を送っているようです。
未来では、プライベートやビジネスで良好な対人関係を築いています。
職場では、仲間と協力して大きな商談をまとめ上げ、活躍の場を広げているでしょう。
昇進や昇給を果たし、皆を率いていく存在になっています。
その結果が得られたのは、あなたが周囲の人達と真摯に向き合ってきたからです。
面倒な人や厄介な問題を受け入れて、諦めずに解決したことで幸せな未来が訪れるのでしょう。
ワンドの6未来逆位置の意味
ワンドの6未来・逆位置の意味は、足元をすくわれた結果、成功を掴み損ねるようです。
ワンドの6は不安定な立場を表すので、自分の実力にあぐらをかいて、調子に乗っているとすぐに引きずり降ろされます。
自信を喪失して、チャレンジするタイミングを逃してしまい、昇進・昇給を果たすことができません。
上の立場になっても謙虚な気持ちを忘れないようにしましょう。
ワンドの6仕事リーディングの時の意味
ワンドの6仕事に対するリーディングは、あなたの意見や主張が通りやすい時期なので、臆することなく自分の意思を伝えてください。
ただし独りよがりは禁物です。
仕事を成功させるには周囲の協力が必要不可欠なので、強引に押し進めて良い訳ではありません。
皆にとって利益が出るように進めていくと、最終的には満足のいく成果があげられます。
ワンドの6仕事正位置の意味
ワンドの6仕事・正位置の意味は、今まで温めてきた企画が、ようやく日の目を見る時がやってきます。
あなたはプロジェクトのリーダーに抜擢されて活躍するでしょう。
最初はチームワークが取れていないので、仕事がはかどらない状況が続くかもしれません。
あなたの立場に嫉妬や僻みをぶつける人もいるでしょう。
しかし自分の企画が認められたことが追い風になり「絶対に成功させる」という情熱が逆境を跳ねのけてくれます。
どんな環境でも真面目に取り組む・堅実な行動を続ける姿勢が信頼に繋がり、周囲があなたをリーダーとして認めてくれるようです。
喜びや達成感を分かち合うことで絆が深まっていき、完璧なチームワークによって収益や業績が向上していきます。
ワンドの6仕事逆位置の意味
ワンドの6仕事・逆位置の意味は、周囲との不調和が原因で手掛けていたプロジェクトがお蔵入りになる可能性があります。
各々が好きに動いてまとまりがなく、一致団結して目標を達成する統一感がありません。
仕事が進まない苛立ちから八つ当たりをしてしまい、皆が誰かのせいにして責任を押し付け合うようになります。
負の連鎖が続くので、トラブルが相次ぐでしょう。
ワンド6金運リーディングの意味
金運リーディングでワンド6が出た場合はどのような意味でしょうか?
正位置と逆位置の意味についてご紹介します。
ワンド6正位置金運の意味
ワンド6正位置が出た時の金運は、努力が認められそうです。
棚ぼた的に豊かになるというよりは、あなたが今まで頑張ってきたことの結果が富に繋がるといったイメージですね。
仕事では出世をしたり、自分の提案したプロジェクトが採用されることもあるでしょう。
勝ち取るという強いイメージを持ってアピールすることで、さらに金運が上がっていきます。
ワンド6逆位置金運の意味
ワンド6逆位置が出た時の金運は、沈みがちです。
気持ちが消極的になってしまった結果、金運も沈んでしまっているようなイメージですね。
例えば仕事の面では、営業をかければ契約を取れたかもしれません。
しかし、自分なんかじゃ無理だろうな…と思い、せっかくのチャンスを失ってしまいました。
そんなあなたを見て、周りももったいないな、この人に協力しても動いてもらえないのかも、と思ってしまいます。
この時期は自分に自信が持てるように、努力をすることが重要です。
ワンドの6が出た時のアドバイス
ワンドの6が出た時のアドバイスは、どれだけ立場が上がっても謙虚さを忘れないことです。
つねに初心を思い出して、物事に励んでください。
ワンドの6正位置アドバイス
ワンドの6正位置のアドバイスは、主導権を握りチームの指揮官は自分自身だと認識することです。
自分の軸がブレると、リーダーは務まりません。
相手の意見に流されていると、他人の軸で行動するようになるので、主導権を奪われてしまいます。
時には、自分の意思を貫くことも必要なんです。
だからといって、思いのままに操ろうとする独裁者タイプには誰もついてきませんよね。
大切なのはバランスです。
譲っても良い所は妥協する、譲れない部分は意見を押し付けるのではなく交渉するようにしましょう。
ワンドの6逆位置アドバイス
ワンドの6逆位置のアドバイスは、健全な境界線を引く・情報に振り回されないことです。
周囲には邪魔をする人もいますが、あなたを信頼してサポートしてくれる人もいます。
余計な情報が入ってきても、すべてを鵜吞みにしないでください。
大切なのは、あなたの夢に賛同してくれる仲間の言葉に意識を向けることです。
ワンド6の絵柄の意味
ワンドの6の絵柄は、自分の主張や意見が周囲に認められ、思い描いていた理想が現実になることを意味しています。
ワンドは理想や夢を象徴しており、実現するための熱意や行動力が漲っている様子を表しているのです。
数秘で6は、協調性・調和によって新たなものが生まれ、周囲を巻き込みながら発展・拡大していくと伝えています。
中心には、一本の棍棒(ワンド)を持った男性が馬にまたがっている様子が描かれており、周囲には多くの人が集まっているようです。
一人だけ馬に乗っている姿から、チームのリーダーであると解釈できます。
手に持つ棍棒には月桂冠のリースが飾られています。
チームを引っ張っていこうという意欲があり、未来には成功・勝利が約束されていることを意味しているのです。
乗っている白馬の胴体や足の部分が緑色の布で覆われているのは、中に人が隠れている「ハリボテ」の可能性を強調しています。
男性は担ぎ上げられてリーダーになりましたが、信頼関係が築けていないので崩れ去る場合があると忠告しているのです。
地道な努力を積み、自信と実力をつけて信頼を勝ち取ることが求められています。
皆の個性・意思・意見を尊重して、チームの調和が保たれていると、ハリボテが本物の白馬になって理想の未来に運んでもらえるでしょう。
ワンドの6恋愛や未来・逆位置や復縁!相手の気持ちやアドバイス正位置仕事の意味まとめ
ワンドの6恋愛や未来・逆位置や復縁!相手の気持ちやアドバイス正位置仕事の意味を紹介しました。
このカードのキーワードは、隠された秘密です。
その時の状況によって良し悪しが変わりますが、あなたが周囲に与えている印象が明らかになります。
ワンドの6が出た時は、恋愛や仕事で自分が主導権を握った方が上手くいくと思ってください。
ただし努力を継続して、周囲との信頼関係を構築することが必要です。