ジュエリーとしても人気の高い魅惑的なルビー。
そのルビーが持つ意味や、言い伝えにはどのようなものがあるのでしょうか?
そして、女性のお守りとして持っていた所、実際に効果あった!という人もいるようです。
ルビーの意味や言い伝えを詳しくご紹介すると共に、実際に効果あった!という体験談や女性のお守りとしての効果についてご紹介します!
ルビーの意味
まずは、ルビーの石がもつ意味を知る所から始めていきましょう。
ルビーはラテン語で赤という意味の「ruber」が語源とされています。
古くから赤い宝石は全て「ルビー」とされており、ガーネットやレッドスピネルも区別なくルビーとして用いられていました。
強いエネルギーを連想させる色のルビーは、「宝石の女王」とも呼ばれており、勝利を願う時のお守りや、愛を込めた贈り物として身につけられていました。
また、「勝利の石」とも呼ばれており、危険から身を守り困難に打ち勝ち、勝利へと導いてくれると信じられていました。
ルビーの特徴と色
ルビーは、コランダムという鉱物の一種で、クロムを含み赤色のものをルビーと呼び、鉄やチタンを含み赤以外の色のものをサファイアと呼びます。
結晶に含まれる不純物によって呼び名が区別されます。
日本では、ルビーに「紅玉(こうぎょく)」という和名が付けられています。
ルビーに含まれるクロムが光に反応して赤く発光する為、どのような光の中でも赤く輝きます。
含まれているクロムが少なすぎても多すぎてもだめで、0.1%だけしか含まれていない場合は、ピンクサファイアとなります。
ルビーの効果・女性のお守りに
ルビーを身につけることで起こる効果には、信念を持って決意を固め、物事をすすめる時にはスムーズに行えるというものがあります。
ライバルに勝利し、目標を実現・達成するように導く効果もあると言われています。
また、恋愛面では、パートナーと深い絆で結ばれ、愛情に恵まれる効果があるとされています。
恋愛運アップの効果があることは有名なので、恋をする女性や、これから良い恋を見つけたいと思っている人にもお守りとして人気のパワーストーンです。
ルビーの石言葉や言い伝え
ルビーの石言葉には、「情熱」「勇気」「純愛」「情熱的な愛」「永遠の命」「生命力」「精神面の浄化」「優雅」「豊かな感受性」など様々なものがあります。
情熱の象徴とされているルビーの赤色には、不滅の炎が宿ると言われています。
このことから、古代インドでは、ルビーを身につけている戦士は無敵になるという言い伝えがあり、「宝石の王者(ラトラナジュ)」と呼ばれていたそうです。
ビルマでは同じく身につける者を不死身にすると信じられており、装身具にはもちろん、体内にも埋め込まれていたと言われています。
スリランカでは若さを保つ力があるとされており、言い伝えを信じていた王は、大きなルビーをあてて若々しさを保とうとしていたそうです。
世界中でルビーの言い伝えが数多く存在しているようです。
それほど人々の心を掴んで離さないパワーストーンだったということなのでしょう。
ルビーはすごい・強い石?
ルビーには、スピリチュアルな面以外でもすごい効果があるとされています。
ルビーは古くから「血」を象徴する石とされており、身につけた人を元気にすると言われてきました。
健康維持のサポートをしてくれ、特に、血液、生殖器の動きを活発にする効果があるとされています。
血液でいうと、循環や浄化を高める効果があると言われており、貧血、冷え性、月経閉止、低血圧などを改善するとされています。
そして、もう一つすごい効果で、石を持っている人に危険が迫ってきている時に、色を変えて知らせるというものがあります。
実際に、ルビーが危険を知らせてくれて退避できたという話も数多く出回っておりルビーの強いパワーを感じさせる効果の一つです。
ルビー不思議な話・効果あった体験談も
ルビーにはそのエネルギッシュなパワーによる効果があるとされているのがわかりました。
実際にルビーのパワーを体験した人の話を見ていきましょう!
ルビーが恋愛運に効果があると知り、購入すると、学生時代の同級生からメッセージが。
やり取りをしているうちにトントン拍子に付き合うことになり、その年に結婚も決まったという驚きの体験をしている人もいました。
他にも、どちらかというとはっきりと物事を言えなかったりいい加減な返事をしてしまうような性格だったが、ルビーを身につけるようになってから、何故か嘘をつけず、中途半端な自分にちゃんと正直になりなさいと言われているような不思議な体験をしたという人もいました。
ルビーの効果を実際に体験した人の体験談は、パワーの強さに驚かされたというものばかりでした。
ルビーの種類
ルビーには色によって種類が分けられているようです。
ビジョンブラッドという種類は、最も品質が良いとされています。
ピジョンブラッドはルビーの色の濃さが決まるとされているクロムの量が1%とバランスが良い為、鮮やかで濃い赤色になります。
ビーフブラッドという種類は、鉄分が多く含まれており、黒みがかった赤色なのが特徴のルビーです。
ビーフブラッドは落ち着きのある赤い色なので重厚感があり、派手な色が苦手な人でも取り入れやすい色をしています。
チェリーピンクという種類は、ピンク色に近い赤色をしていて、ルビーの種類の中でも明るいルビーです。
ピジョンブラッドやビーフブラッドと比較すると可愛い印象の透明度の高い種類です。
ルビーの主な産地
ルビーはどのような所で産出されているのでしょうか?
主な産地は、ミャンマー、カンボジア、スリランカ、タンザニア、マダガスカル、モザンビーク、タイ、ベトナム、中央アジアと様々な国から産出されているようです。
中でも15世紀から主な産出国として有名なのはミャンマーで、特にモゴックの鉱山は、古くから、透明度が高く美しいルビーを産出するとして知られています。
ベトナムでは、1990年代と比較的歴史が新しく見つかった産出エリアで採れます。
しかしながら、透明度が低く濃淡色を呈している為、品質が良いものはあまり採れまない上に採れる量も少ないエリアです。
近年で、最も注目されてている産出国は、モザンビークです。
2009年に大量のルビーが発見されて尚且ルビーの母岩も見つかったので、一次鉱床としては世界最大級とされています。
ミャンマーで採れるものと比較するとややオレンジ色、紫がかった赤色のものが採れることが特徴です。
ルビーの浄化方法
ルビーを始めパワーストーンはエネルギーを常に使い続けていると疲れてしまって、充分に力を発揮できなくなります。
その際は「浄化」を行う必要がありますよ。
浄化方法には、水・水晶クラスター・天然粗塩・月光浴・ホワイトセージ・太陽光等ありますが、それぞれの石の特性上向いているものと向いていないものがあります。
ルビーの場合、ほとんどの浄化方法が適してると言われています。
特に、おすすめなのは月光浴とホワイトセージの浄化方法です。
月光浴は、満月の夜に月の光が当たるところに一晩置いておくというものです。
ホワイトセージは、ホワイトセージを炙り、ルビーを煙の中にくぐらせるというものです。
どちらもそんなに難しくはないので試してみてやりやすい方法を探してみてください。
ただし、太陽光での浄化の際は、時間をかけて行ったしまうと、色が変わってしまう可能性があるので行う場合は短時間で終わらせるように注意が必要です。
ルビーと相性の良い石
パワーストーンは単体で持つのも効果はありますが、違うパワーうトーンと組み合わせることで、よりパワーを発揮することがあります。
ルビーと組み合わせると相性の良い石にはどのようなものがあるのでしょうか?
ルビーと相性の良い石①サファイア
まず、サファイアとの組み合わせをご紹介します。
ルビーとサファイアはグループが同じな為、大変相性が良いとされています。
目標を達成するためにサポートしてくれるサファイアは、ルビーと組み合わせることで、互いのパワーを引き出し、高め合ってくれると言われています。
目標に対して、ライバルとなる存在に勝利し、成し遂げられる効果があるとされています。
ルビーと相性の良い石②ガーネット
次に、ガーネットとの組み合わせをご紹介します。
努力を実らせ目標達成の助けをしてくれると言われているガーネットはルビーと似た性質を持っていて相性が良いとされています。
組み合わせることで、成功を引き寄せてくれるだけでなく、血行促進や身体を活性化させてくれるという効果も期待できるそうです。
ルビーと相性の良い石③アクアマリン
最後に、アクアマリンとの組み合わせをご紹介します。
ヒーリング効果があるアクアマリンは、行動力を高めて、達成するためにサポートしてくれる効果があるルビーと相性が良いとされています。
心や身体にたまった疲れを癒やし、精神的に安定した状態で目標をやり遂げることが出来る効果があるとされています。
ルビーと相性の悪い石
それでは、逆にルビーと相性の悪い石はあるのでしょうか?見ていきましょう。
「ロードナイト」というパワーストーンは相性が悪いと言われているそうです。
ロードナイトは、「友愛の石」と呼ばれていることからわかるように、周りの人から愛される力を強めてくれるとされています。
単体で持つと人間関係を良好にしてくれたりと、とても良いパワーストーンなのですが、情熱的なパワーが強いルビーと組み合わせてしまうとその効果が良い方向に発揮されにくくなってしまうかもしれません。
相手に依存してしまい、重たいと思わせてしまったり、嫉妬深い人と周りから思われてしまう可能性があるので、なるべく組み合わせて持たないようにした方が良いでしょう。
ルビー合う人・合わない人
ルビーは、持つとより効果を実感できる人、おすすめの人がいます。
目標を達成したい!という人や、魅力がある人になりたいという人、恋愛運を上げたいという人におすすめです。
恋愛面では、告白やプロポーズ等、ここぞという時に勇気を与えてくれるルビーを身につけると効果があるとされています。
仕事面でも、大事な局面に等に緊張を解きほぐし、勇気を与えてくれる為効果を発揮してくれます。
他にはパートナーときちんと向き合うことが出来、絆を深めることが出来るとされているので、長く良好な関係を築きたいと思っている人におすすめです。
ルビーは癖が強いパワーストーンと言われていることから、合わない人もいるようです。
合わない人は、実際にルビーを手にとって見てみた時に違和感があるのだとか。
何だか違うなと感じたりした場合は、なるべく身につけるのは避けたほうが良さそうです。
違和感がありながら着けていると、ルビーはエネルギーが強いのでパワーに振り回されてしまう可能性があります。
特に、元々怒りっぽい人、短気な人にはこういったパワーが強くなってしまう傾向があるので充分に注意した方が良いですね。
ルビー偽物がある?選び方
ルビーを深く知ることができたので是非ルビーを身につけたい!と思った人必見です。
せっかくルビーを買いに来たのに間違って偽物を買ってしまった!ということにならないように、見分け方をご紹介したいと思います。
まずは、紫外線をあてた時に、天然のルビーであれば淡く光りますが、人工のルビーであれば強く光ります。
次に、カットに注目する方法です。
天然であれば、左右非対称になる場合が多いのに対して、人工は左右対称になっている場合が多いそうです。
これは、天然の場合、宝石の価値は色、大きさが最重視されるのに対してカットはそこまで重要視されません。
左右対称にどうしてもしたい場合は、小さくなってしまう為、天然でそこまでしないというのが本当の所だそうです。
合成であれば、左右対称にすることも簡単ですし、見た目に美しくなることから敢えてそうしている可能性も高いです。
最後に、インクルージョンの有無で判断する方法です。
天然である場合、インクルージョンは必ずと言っていいほど入っています。
透明度が高く、全くインクルージョンを含んでいないものは人工かもしれないと疑って良いでしょう。
稀に、インクルージョンを全く含まないルビーというものもありますが、とても簡単には手が出ないような価格なのでわかりやすいです。
ルビー相性悪い石や不思議体験・効果あった?身につける・スピリチュアル意味まとめ
ルビー相性悪い石や不思議体験・効果あった?身につける・スピリチュアル意味について紹介しました。
女性のお守りとしての効果や、持つことで効果あったという不思議な体験談もご紹介いたしました。
数々の言い伝えがあるルビーには、昔から現代まで人々の心を支えてきた歴史を感じることが出来ました。
身を守ってくれ、物事に打ち勝つことが出来るルビーはここぞという時に、お守りとして一つは持っておきたいパワーストーンです!
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