幻想的な緑色が特徴的で知名度の高い翡翠ですが、その石が持つ意味やすごい効果はあまり知られていません。
その色を見ると何故か引き込まれてしまうような感覚になってしまう翡翠が持つ力は、きっとすごい効果があると思わずにはいられませんよね。
翡翠意味や効果がすごい・人を選ぶ合う人は?不思議な力や体験・パワーがある?
翡翠の石の意味や、効果があった体験談を交えて、翡翠のやすごいパワー、人を選ぶのか、合う人について紹介します。
翡翠の意味・スピリチュアル
まずは、翡翠の石が持つ意味について見ていきましょう。
「翡翠」とは、もともと中国語由来の言葉でカワセミの事を指します。
18世紀にミャンマーで見つかった石がカワセミの羽のように美しいとされたことからこのような名前が付けられました。
東洋では権力の証とされていましたが、欧米では透明感も無い地味な印象の翡翠は人気がでませんでした。
翡翠は皮脂等の油分が付くとツヤが増すので、身につけるほど「その色が育つ石」として知られています。
表面が乾燥してしまうと変色してしまう恐れがあるため、
なるべく触る機会を増やし、肌見放さず持つことを推奨されている珍しいパワーストーンと言えます。
翡翠の特徴と色
5月の誕生石でもある翡翠の特徴や、翡翠の色はどういったものがあるのかみていきましょう。
翡翠には、ジェダイドとネフライトという2つの種類があり、見た目には似た石になりますが、鉱物学上違う石なのだそうです。
翡翠と言えば緑色の石を思い浮かべる人も多いと思いますが、ジェダイドにはラベンダー・黃・黒・赤・オレンジ等他の色も含まれ、見た目には翡翠とわからない色味のものが存在します。
翡翠の中で、キレイな明るいエメラルドグリーンのような光沢のある「翡翠の皇帝」と呼ばれコレクターを魅了するのが「ろうかん」と言われる最高級品の石です。
色で言うと、緑色の次に、その優しい色合いと神秘的な光沢があるラベンダーが人気で、その他の色は人気があるとは言えないそうです。
翡翠の効果
翡翠には持つことで得ることが出来ると言われている効果があります。
まずは、天の叡智を授けることで人徳を高める効果があるとされています。
周りの人から評価を受けたり、指示を受けることが出来ると言われています。
そしてもう一つ、持ち主にとって、成功を得ることが出来、繁栄を守る効果があるとされており、ビジネスで成功をおさめたい人に人気の石なのだそうです。
冷静さと忍耐力を養うという効果もあるので、感情的にならずに冷静に判断をしないといけない商談時にもおすすめです。
また、ネガティブな環境や事柄から身を護るという魔除けの効果があるとされ、昔からお守りとして持たれていた石の一つです。
翡翠の石言葉
翡翠の石言葉にはどういったものがあるのでしょうか?
「幸運・飛躍・福徳・忍耐・調和・幸福・良い知らせ」等の石言葉があります。
中国では古くから「玉」と呼ばれ、「王の象徴」として崇められていました。
中国の言葉で「玉に五徳あり」というものがあり、「礼・仁・義・信・智」の5つの徳を兼ね備えた石として特別な力を授けてくれるとされていました。
日本でも高貴な石として大切にされ、2016年には国石として制定されました。
他にも魔除けやお守りされて中国や日本だけではなく、世界中に広まったパワーストーンです。
翡翠はすごいパワーがある石?
翡翠には色別でのすごいパワーがあるとされています。
どのようなパワーなのでしょうか?
青や緑の色の翡翠は、心を落ち着かせて冷静さを養い持つ者を助けるとされており、この色の翡翠を持ち瞑想すると、心が落ち着いて頭の中を冷静に整理することができるので新しいアイデアが生まれると言われています。
赤色の翡翠は、根底にある本来の原因を引き出すと言われており、根本的な原因が明確になることで問題解決できるようにすると言われています。
他にも黄色の翡翠には持ち主の身体の安定を助けるとされており、持つことで消化不良や便秘の解消に繋がると言われています。
気になることがある人は、参考にして翡翠を選ぶとすごいパワーの効果が期待できます!
翡翠不思議な力を体験談も
翡翠を持つことで起こった体験談を調べてみました。
仕事で遠出をする時に電車に乗ろうとしたら、翡翠が突如熱くなったので変更してタクシーで向かったところ、円滑に仕事を進めることが出来たが、乗るはずだった電車のトラブルで大幅な遅延があったことがわかったという不思議な体験をしている人もいるようでした。
他には、翡翠をくり抜いて作られたお風呂に入った後にくじを引いたところ、一等を当てた!という嘘のような体験をした人もいました。
翡翠を持つことで心穏やかに仕事の問題を解決できるようになったという人もおり、翡翠には底しれぬパワーがあるのだとわかりますね!
翡翠の種類
前項でも軽く触れましたが、翡翠にはジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)の2つの種類があり、鉱物で言うと別物になります。
価値が高いのは「ジェダイド」で、産出量がネフライトよりも少ないことから価格が高く取引されます。
しかしながら、この2つの翡翠は非常に良く似ており、日本では宝石としての価値があるジェダイドを「本翡翠」という名称で呼び、ネフライトを半貴石として区別しています。
翡翠は、中国では古くから人気のある石の一つで、ネフライトもジェダイドと同じ価値があるとされてきました。
中国ではジェダイドが採れないので「中国産翡翠」として売られているものはネフライトです。
翡翠の主な産地
翡翠の産出国は主に、ミャンマー、ロシアやニュージーランドとありますが、実は日本でも採れる石の一つということで知られています。
中でもミャンマーは、最初に翡翠が採られた場所でも有り、ツヤと透明感があるジェダイドが採れることでも有名な国です。
日本で主に採れる場所は、新潟県の糸魚川です。
糸魚川のエリアで採れる翡翠はその価値が高く評価されるものが多いのが特徴で、日本では他にも兵庫、岡山、鳥取等でも採ることが出来ます。
翡翠の歴史は日本が最古と言われており、縄文時代から始まったとされています。
権力の象徴として持つ者がいたり、その希少性から「宝」として扱われていたことがわかっています。
翡翠は、日本の石の歴史を語る上ではなくてはならないものだということですね!
翡翠の浄化方法
翡翠もパワーストーンであることから、こまめな浄化を行うことが良いとされています。
翡翠のおすすめの浄化方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
向いているのは、月光浴・水晶クラスター・セージ・水による浄化方法です。
どの方法でも浄化することが出来ますが、頻度を考えて自分のやりやすい方法で行うと良いでしょう。
ちなみに、セージの浄化方法ですが、石の汚れを布を使って拭き取り、ホワイトセージの葉に火をつけ出てきた煙を石全体にかかるようにくぐらせます。
最後に布で軽く拭き上げ浄化完了となります。
翡翠に向いていない浄化方法は、塩を使った浄化方法です。
一般的に塩を用いる場合、翡翠は、鉱物と違い「岩」が成分なのでどれにも小さな隙間があります。
その隙間に塩が入り込むと劣化の原因となってしまいます。
他にも太陽光での浄化も、強い光に当てることで石が変色してしまう可能性があるのでおすすめしません。
翡翠と相性の良い石
パワーストーンは、相性の良い石を組み合わせることで、相乗効果を得ることが期待できると言われており、ブレスレットを作る時に気にする人も多いので、ここでは翡翠と相性の良い石をみていきましょう。
翡翠と相性の良い石①シトリン
まずは、シトリンとの組み合わせです。
翡翠とシトリンを持っていると持ち主を災いから守るという効果があります。
シトリンも翡翠も災いを除ける効果があるとされているため、お守りとして持ち歩く人も多い組み合わせです。
翡翠と相性の良い石②カーネリアン
次に、カーネリアンとの組み合わせです。
持ち主の意志を強めて、活力をもたらす効果があるとされています。
ネガティブな感情を向上させたり、仕事・勉強で気分を上げて取り組めるようになると言われている組み合わせです。
翡翠と相性の良い石③ホワイトコーラル
最後に、ホワイトコーラルとの組み合わせです。
家庭を幸福に導く相性の良い石です。
こちらも災いを除けるお守りとして古くから知られているパワーストーンで、富と幸福・幸運をもたらせると言われている組み合わせです。
翡翠と相性の悪い石
それでは反対に翡翠と相性が悪い石はあるのでしょうか?
パワーストーン同士で反発し合うことはないと言われているのですが、それぞれの石のエネルギーが合わないというよりは、昔の言い伝えの中で因縁があり相性が良くないとされている石は、オブシディアンというものです。
アステカ神話で、兄弟でありながらお互いに啀み合っているケツァルコアトルとテスカトリポカがいました。
翡翠はケツァルコアトルの象徴とされており、テスカトリポカ(煙をはく鏡)という意味で、鏡にはオブシディアンが使われていたことから、相性が悪いと言い伝えられています。
オブシディアンが翡翠に攻撃的になると思われており、一緒に組み合わせるのは避けたほうが良い石と言われています。
翡翠は人を選ぶ?合う人は?
翡翠に限らず、パワーストーンは見た時に一番惹かれるものを選ぶと良いと言われています。
それは、石が持つエネルギーによって引き寄せられているからとされています。
それでは、翡翠と合うの人とはどういった人なのでしょうか?
明確に自分自身でこうなりたいと想っている人が持つと良いそうです。
具体的には、仕事を成功させたい、人徳を高めたい、降りかかる災いを遠ざけたい、心を安定させたいという強い願いがある人にはより効果があるとされています。
その他にも、例えば悪夢を見てしまうという人や、自分がこうなりたいと思う理想の人格を持つ人が身につけると、その人の持つ力にサポートし、良い方向に導いてくれると言われています。
翡翠偽物がある?選び方
お守りとしても人気の高い翡翠ですが中には偽物があるそうなんです。
偽物はどういったものなのか、本物との見分け方をわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
まずは、翡翠を触った時に感じる温度で判断する方法を見ていきましょう。
顔の表面(頬が一番感じやすい)に翡翠をあててみて冷たかったら本物であり、冷たく感じない場合は偽物の可能性があります。
温度で言うと、手で握りしめて1分程温めてみるという方法もあります。
本物であれば温めても温かくならずに冷たいままで、温かくなった場合は偽物と思われますので、どちらも行ってみて確認すると良いでしょう。
もう一つは、石の表面に傷があるかどうかをみる方法です。
本物は歪な形であったり、くぼみや傷がついている場合が多く、表面が傷一つなくキレイすぎると偽物であるかもしれないと疑ったほうが良いでしょう。
ただし、一部キレイに整った翡翠も存在します。
その代わり、キレイに整った本物の翡翠はとても価格が上がるので、傷一つなく安価なものは偽物の可能性があります。
翡翠人を選ぶ効果や体験談がすごい?合う人やスピリチュアル意味・不思議な力?まとめ
翡翠人を選ぶ効果や体験談がすごい?合う人やスピリチュアル意味・不思議な力?について紹介しました。
翡翠の石が持つ意味や、翡翠の色ごとに効果が違うすごい力があるということがわかりました。
日本の国石として古くから大切にされてきた翡翠は、身近でありながらもどこか神秘的でやはり人々を魅了する石の一つであることは間違いありません。
翡翠は、持つ人を守り、導く力があることから、元気の無いあの人へ、これから新しいことにチャレンジする大切な人へ、贈り物としてプレゼントしてみるのも良いかもしれませんね。